韓国はなぜそんなに教育熱が高いのだろうか?

 

 

正解は私も知りません。
私の答えに呆れますか?ㅋㅋㅋ

実際、韓国が数十年前に急成長して教育熱が高くなったと思っている方も

いらっしゃるかもしれませんが、

 

事実はそうではないです

韓国はずいぶん前から教育熱が高かったです

 

韓国人にすごくなじみのある古典の話をお教えしますね

 

 

ハンソクボンと彼の母親の話です

 

昔、皆さんがよくご存じの朝鮮時代に、ハンソクボンという学者が住んでいました

ハンソクボンの母はハンソクボンを勉強させるために明かりがつかない夜、

自分はこの暗闇で餅を切るからお前は一生懸命字の勉強をしなさいと言って

自分の息子を朝鮮の名筆家に育て上げることになりました

お母さんが暗闇の中で手にけがをするかもしれない状況で餅を切るのに、

どうして子供がそんなお母さんの前で

字の勉強を怠けることができたのでしょうか？

 

特に朝鮮時代の時代劇ドラマを 見た方は感じると思いますが

世子が文の勉強をする時間が本当に多かったです

 

世子が生まれれば0~3歳には健康に育ち、

4歳からは本格的な王の後継者である世子としての教育が始まります

韓国の歳ですから、日本の歳だと3~4歳から文の勉強を始めるわけですね

 

文字を学び、正式に世子の地位を得ると、

厳しい教育が伴われました

世子に20人以上の先生が指定され、

現代の視点で説明すると世子の勉強部屋は世子の寝室の前に作られ、

先生たちは24時間世子の教育のために教師は交代勤務をしました

 

朝鮮時代の王子様のスケジュール表を再現したものを探してみました

グラフの(조강,소대,석강,야대)印がついている部分が全部勉強のスケジュールです

ご飯を食べて散歩して寝る時間を除いては全部勉強する時間でした

 

あのスケジュールを子供の時から王になってからも維持しなければならないので、

王になることは決して簡単なことではなかったと思います

 

王様だけ一生懸命に勉強したのか?

違いますよね

その時代両班の身分だったソンビたちは、

科挙試験に合格するためにたくさんの勉強をしました

 

両親の期待が大きかったので,

がっかりさせないために名前ある家門の子弟たちは

全部熱心に勉強して科挙に合格しました

 

実は現代の姿とほとんど変わりません

 

 

勉強と教育はすなわち権力を意味したんです

そうだから高い地位に上がるためには一生懸命に勉強しなければならなかったです

もちろん身分制度があった時期は、教育とは特定の身分の話でしたが、

卑しい身分の人も勉強に対する欲望が強かったといいます

 

このように、韓国の高い教育熱は、

単に昨日今日の社会的現象ではありません

 

教育熱が高いので、

子供たちに勉強が人生の全てだという悪い先入観も持たせることができるし、

たまには子供たちに絶望感を与えるかもしれませんが、

それでこのごろはむしろ "勉強が人生のすべてではない"と言う社会的雰囲気も生まれました

しかし、私は高い教育熱もそれなりの長所もあると思います

全部短所だとは思いません

 

韓国は小さい土地を持つ国で、昔から天然資源のない国で、

「人こそ資源」と言われてきました

 

おそらく韓国の先祖さんも昔からそう思っていたようです

教育がすなわち力なんです

 

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