韓国は鍵をほとんど使わない - ドアロックの国

韓国に遊びに来られた方や留学生活をされた方は経験したことがあると思いますが、

韓国の一般家庭は鍵を使う方がとても少ないです。 田舎の家は鍵を使うかもしれませんが、

一応私の周りには全部ドアロックを使います。

 

ドアロックという用語が不慣れな方もいると思いますが、ホテルのオートロックみたいなものです。

韓国ではそれを도어락(ドアロック)と呼びます。

 

1人が住んでいる小さなワンルームもほとんどドアロックを使用します。

安いドアロックは数万ウォンしかしないので設置もしやすいです。

自宅で自分で設置するセルフドアロックも多く販売されています。

 

韓国ドラマを見ると、外出して家に帰ってきた時に"ピピピピ~"と音を立てながらドアが閉まります。

自動的にドアがロックされたというシグナルです。

 

以前はこのように数字で暗証番号だけ入力すれば自動的に開かれたが、最近はホテルのようにカードキー方式を追加することもでき、携帯電話と連動して携帯電話があれば自動的に開かれる製品もあります。

指紋や虹彩認識のような製品ももちろんあります。

 

でも、やはりメジャーはテンキーだけのものやカードキー機能まで合わさったものがほとんどです。

 

これが2020年のドアロックブランド別の販売台数を示したグラフですが、

デザインを見てみましょうか？

 

1位のエバーネット

ここにも暗証番号とカードキーを提供していますね。

 

2位のアイレボ（ゲートマン）です。 私はこのブランドが1位だと思いました。

ゲートマンと書かれているドアロックが韓国の家庭にたくさん見えるんですよ。

 

3位は韓国の国民ブランドと思われるサムスンのドアロックです。

指紋認識や携帯電話で連結が可能なようです。

ドアロックも種類が多すぎて、機能によって価格帯が千差万別です。

 

この前ユーチューブで怪物が出てくる韓国ドラマのリアクション映像を見ているが、ドアロックで玄関ドアが自動的にロックされる場面があったんですよ。 玄関のドアが閉まる姿に私は安心しましたが、リアクションをされる方が「なんでドアを閉めずに入ってくるの！」と怒って面白かった記憶がありました。 ドアロックに慣れすぎて、そう考えることもできるということを全く認識できませんでした。

 

 

韓国人に玄関口から出る「ピピピ~」の音がドアが閉まって閉まったというシグナルなんです。 むしろドアを閉めて入ってきたのに何の音もしなかったら、韓国人は振り返ってドアを眺めるでしょう。

ホラー映画や災難映画ではこちらの方がホラーでしょうㅋㅋㅋ

 

 

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