韓国人にとってトッポッキはどのような意味でしょうかね？

韓国人が好きな食べ物と言えばやっぱりトッポッキが必ず含まれますね

特に青少年たちと20~30代が すごく好きなイメージがあるんですが

韓国人にとってトッポッキはどんな感じの食べ物でしょうか

 

若い女性の方たちの中ではトッポッキを ソウルフードと言う方たちが多いです

皆さんが考える一般的なトッポッキは どんなイメージですか？

 

まず、韓国人のトッポキ愛について話そうと思ったら昔話をしなければなりませんね

 

韓国人のトッポッキ愛は早期教育と言っても過言ではありませんㅋㅋㅋ

 

ほとんど小学校に入学する時からトックポッキをおやつのように毎日食べます

なぜかって？学校の近くにすごくおいしい トッポッキ屋さんが必ずあるんです

 

子供は息をするだけでもお腹がすく時期じゃないですか

学校が終わって家に帰る途中、必ず学校の前にあるトッポキ屋でトッポキを買って食べます

ここで売るトックポッキは子供用だからケチャップがたくさん入って辛くなくて甘い方です

 

こういう紙コップに入れてくださったんですが、 おやつとして最高でした

小学生たちはいくら出して食べるのか 分からないけど、

私が小学生の時は 50円くらいでした

 

500ウォンで家まで行きながら、 空腹を解決できるから 最高のおやつでした

断言しますが、トッポッキ屋さんが学校の前にない学校は韓国にはほとんどないでしょう

下校時間になると子供たちはトッポキ屋に駆け込みながら

『こんにちは！』と言いながらトッポキを注文します

 

では、子供たちに社長が、『今日学校は楽しかった？』とお聞きになりながら

トッポッキを入れてくださったのですが、

子供たちはその質問に、自分たちが今日学校でどんなことがあったのかを話し始め、

社長は笑いながらすべて聞いてくださいました

それが幸せだったということを大きく知ってから分かりました

 

韓国で小学校を通った人ならみんなこんなトックポッキについての思い出があると思います

 

私はいつも朝学校に行く前に

トッポッキを買って食べる小銭があるか確認して学校に出発しましたㅋㅋㅋ

 

お金がなければお母さんに 「ママ!  私トッポッキ買って食べるから500ウォンだけ おねがい！」と言います

寒い冬には手にコップトッポッキを持って食べるのが暖かくて良かったです

 

そして中学、高校に進学しながら

今でもカップトッポッキを買って食べる子もいますが、

小さい量だからトッポッキ店に行って大きいサイズのトッポッキを食べる子も多くなるでしょう

 

韓国には町ごとに様々なコンセプトのトッポッキ屋があります

ある所はとても甘いトックポッキで、ある所はとても辛いトックポッキだけ販売する所があります

子供たちは学校が終わると塾に行ったり

読書室(子どもたちが自分たちで勉強できるように環境を整えた私設施設です)に行ったりする場合が多いので、

外でお腹いっぱいにおやつを食べなければなりません

そして外で友達と一緒にいる時間が長いので

何人かで一緒にご飯を食べなければいけないですね

 

それではやっぱり食べやすいおやつが ハンバーガーやトッポッキになりますよね？

もちろん、毎晩家に行って母のご飯を食べてまた勉強しに出る子供たちも多かったです

(高校の場合は夕食も学校で提供するので問題ないです)

このように韓国の子供達はとても幼い頃からトッポキと切り離すことができない関係でした

韓国ドラマを見ると、友達と集まってトッポッキを食べに行くシーンがよく出ますよね

それが冗談じゃなくて、 本当に現実反映がすごくなったシーンです

 

こういう話もニュースに出たことがありますね

 

主人のお婆さんの肩の手術によって学校前のトックポッキ屋さんが

当分休業に入るという案内文が出ました

 

その案内文に小学校の子供たちはメッセージを書きました

「おばあさん、早く治ってくださいね、 おなかがすきましたよん」

「ここで食べなければ私は食べる所がありません！」

「おばあさんが作ったトッポッキが食べたいです。早く治ってください」

「早く帰ってきてくださいねㅜㅜ」

 

そして町の住民のような方がメッセージを残してくれました

「毎週訪ねて来たが、今日も会えずに帰ります 早く快癒してください」

 

主人のおばあさんがこのメッセージを見たら感動して涙が出るかもしれません

こんなに韓国人にとって近所のトッポキ屋さんは遠い家族のような感じです

 

 

これは本当に面白くて感動的な話ですが、

昔テレビで一般市民の皆さんを相手にドッキリをしたことがあります

 

街中で屋台トッポッキを売っているおばあさんが通りすがりの人に

「今トイレがとても急いでるのでちょっとトッポッキを見てもらえますか？」と頼んだのです

人は最初は戸惑うが、みんなOKと言います

ところで、問題はこれからですね。

この店のトッポキの値段はいくらなのかおでんの値段はいくらなのか全然分からない状態で

販売しなければならないシチュエーションなんですよㅋㅋㅋ

演技者のおばあさんが教えずに 早く消えたからㅋㅋㅋ

それで他の演技者のお客さんたちが屋台に来て

あらゆる妨害をするドッキリだったんですが

 

味に難癖をつけながらお金を出せないという俳優に

「どこがまずいんだ」と言って「食べたのにお金を払わない場合がどこにあるんだ」と怒る市民もいたし、

通りがかりの人々に、「ここのトッポッキはおいしいから買って食べてください！」と営業する市民もいました

今さっき初めて会ったお婆さんに頼まれただけですがㅋㅋㅋ

ある人はおばあさんが帰ってきた時に、

おばあさんに1000円ぐらい分のトッポッキとてんぷらを買っていきます

(屋台トッポッキ屋さんで これはすごく大きい金額です)

「自分が食べてみたらおいしすぎて買うもの」って優しい嘘もつきましたし

本人が手伝ってくれたのですけどねㅋㅋ

 

子供の時、あの番組を見て、やっぱりみんなにとっては、

トッポッキ屋のおばあさんって初めて見た方でもすごい大きな存在だなと思いました

自分のおばあさんと変わらないと思うようになるのです

 

私もあのドッキリの状況だったら どう行動したんだろうと思います

 

でも最近のトッポキの流行は激辛が多くなって

辛いものが食べられない方にとっては苦痛だと思います(ﾟ⊿ﾟ)

しかも普通は安く買って食べたトッポッキが最近は

デリバリートッポッキが流行になって様々なトッピングを追加して値段が高くなったのですが、

 

多くの韓国の方が「トッポッキを1万ウォン以上の値段で食べなければならない時代が来たなんて···」と

悲しがっています。 昔のようにトッポッキ1人前300円位で食べられる店がたくさん消えました

でも探してみたらまだ近所に安いトッポッキ屋さんがたくさん残っているので、

私は辛くないし安いトッポッキを主に買って食べています（*´▽｀*）

 

そして家でセルフで作って食べられる様々な辛さと味の

インスタントトッポッキがたくさん出ていて嬉しいです！

バンタンがIN THE SOOP2で 作って食べた

トッポッキのようなものです！