赤ちゃんが生まれました！-ある住民の手紙

昨日読んだニュース記事の内容ですが、

とても暖かい話だったので共有したかったです

 

韓国は都市の外郭地域でない以上、一戸建て住宅に住んでいる方は多くありません

 

皆さんがソウルと言えば思い浮かぶ 大団地マンションに住んだり

韓国でビラと呼ばれる3~5階建ての小型アパートのようなところによく住んでいます

それで、最近韓国人のストレスの一つが、近所の騒音問題です

 

古いアパートはむしろ壁の厚さが厚くて大丈夫だと言うのに、

新築のアパートの場合、不思議ともっと上の家や隣の家の騒音がよく聞こえるケースが多いといいます

(参考に日本のマンションのようなものを韓国ではアパートと呼びます

日本のアパートとは全然違うイメージです)

 

 

ここニュースの主人公である赤ちゃんの両親は自分が住んでいる

ビラのエレベーターにこのような内容のメッセージを掲示しました

 

"こんにちは XXX号です

私の家に赤ちゃんが生まれました

名前は000です^_^

赤ちゃんも、私たちもすべてが初めてだから

夜遅くに赤ちゃんが泣くかもしれませんㅠ_ㅠ

もし寝る時間に赤ちゃんが泣いても

ご了承ください

最善を尽くして赤ちゃんをあやしてみます！ありがとうございます!

-XXX号の000のママ、パパより-

 

 

初心者のママとパパのとてもかわいいメッセージですよね？

私もそれを読みながら微笑んでいました

 

でも感動的なのはここからです

 

エレベーターのこのようなメッセージを見て隣の住民たちが自分のペンで返事を書きました

 

축하드려요(おめでとうございます！)

축하해요(おめでとう!)

猫の絵から、おめでとうという幻影の絵まで

筆跡を見ると、多様な年代の方たちが 書いたと思います

 

その中で私の目に一番とまったのはこのメッセージです

 

배달 기사도 축하드려요! (配達員(自分)からもおめでとうございます!)

この方はメッセージの横に チキンの足の絵を描いてますね

多分、チキンの配達に来た方だったと思います

 

 

以前に私がした話ありますよね？

子供を一人育てるには村中の力が必要だという話

これがまさにその證據じゃないかと思います

 

赤ちゃんが生まれてうるさいかもしれないと了解を求めた赤ちゃんの両親、

そんな心配をする両親を赤ちゃんの誕生を優先して祝う近所の住民たち

 

隣の赤ちゃんであっても、その赤ちゃんの名前と生まれた情報を知った瞬間、

人々は自分も知らないうちに自分もあの子の面倒を見なければならないという責任感を持つのです

最近になってそのような姿は見られなくなりましたが、

伝統の韓国では隣人も自分の遠い親戚だと考える傾向がありました

実際に遠い親戚より隣の住民に対してもっとよく知り、

よく会う仲ですから

 

 

このニュース記事に残されたコメントの内容に私も涙が出そうになったのですが、

おばさんが書いたコメントだったんだけど、

 

「夜中に隣の家の赤ちゃんの泣き声が聞こえてくると階間騒音でいらいらすることは絶対ありません

もし、あの赤ちゃんが急に熱が上がって救急室に運ばなければならない状況ではないか、

特に赤ちゃんの状況に大きな問題があるのではないか、赤ちゃんが倒れそうに全力を尽くして泣いていると

以前初心者の赤ちゃんの母親だった自分が思い出され、夜も眠れません

赤ちゃんのご両親! 心配はなさらず、つらい時はご近所の助けもお願いしてください」

 

 

世の中にはまだ私たちが知らない ポジティブな話がとても多いです

皆さんにネガティブな話ではなく、

幸せな話をたくさんお届けするため、努力します！

 

 

 

 

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